"薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ"によれば、大麻の使用は大変危険らしい。


■薬物別解説 大麻


 大麻とはクワ科の一年草中央アジア原産の植物です。古代から繊維用として栽培されてきました。この植物にはTHCという成分が含まれており、葉などをあぶってその煙りを吸うと酩酊感、陶酔感、幻覚作用などがもたらされます。現在では世界のほとんどで麻薬として規制され、所持しているだけでも死刑や無期懲役となる場合もあるほどです。


 大麻を乱用すると気管支や喉を痛めるほか、免疫力の低下や白血球の減少などの深刻な症状も報告されています。また「大麻精神病」と呼ばれる独特の妄想や異常行動、思考力低下などを引き起こし普通の社会生活を送れなくなるだけではなく犯罪の原因となる場合もあります。また、乱用を止めてもフラッシュバックという後遺症が長期にわたって残るため軽い気持ちで始めたつもりが一生の問題となってしまうのです。社会問題の元凶ともなる大麻について、正確な知識を身に付けてゆきましょう。



最近のロシア出身力士の大麻使用疑惑の報道を見ていると、日本では大麻の使用はヘロインやコカインの使用と同様薬物汚染として激しく取り締まられている。オランダほどではないにしても、米国ではこの点ずっと大麻の規制は緩やかで、随分日本の状況と異なるので、個人的に違和感を覚えた。



私の友人によれば、クリントン大統領、オバマ大統領候補(?)、最高裁判事なども大麻の吸引の事実を認めている。
米国の中でもカリフォルニア州大麻の医学的使用が自由化されており、医師の処方箋があれば手に入れることが出来る。友人の話では、病気でなくても、頭が痛い、眠れないなどと一般的な症状を訴えると、簡単に手に入れることが出来るそうだ。



また大麻解禁論者と薬品・酒類造醸業者と論争が続いている。解禁論者によれば、大麻は薬理学的にはアルコールと全く同じで、体への負担ではアルコールより健康的であると主張している。一方反対論者は日本の薬物乱用防止ホームページのような論陣を張っている。
しかし一部の意見では、薬品・酒類造醸業者及び税務当局者などは、大麻解禁によって既成の業界のダメージを心配して反対しているのだと言っている。



日本では上記のような論争は起きていない。 誰がどのような目的で、大麻に関して情報統制を行っているのか興味深い。