米国大統領選挙最近の動向

最近新聞や雑誌にヒラリーの顔が良く見られるようになった。
Gallup Pollのサイトを見たところ、案の定世論調査では、3月16日以降、ヒラリー・クリントンの方がオバマを逆転し、現在48%対43%と言う数字が出ている。


ついでにマケイン対オバマ、マケイン対クリントンを見てみると、各々47%対43%、48%対45%でいずれもマケインのほうが優勢と出ている。


ボストンと同様インテリが多いここシリコンバレーでは、圧倒的にオバマの人気が高い。“ブッシュは最低だ。彼と比べればマケインだって良い。しかしこの国が今欲しいのは変革で、そのためには絶対オバマだ。”とある知人が言っていたが、これがシリコンバレーの代表的な意見だ。しかし数ヶ月前友人が言っていたように、全国調査ではマケインが強い。またマケインは、民主党の候補がオバマになった方がやり易いと考えているのは本当らしい。


昨日(3月21日)全国で唯一のメキシコ系知事、ニュー・メキシコ知事のBill Richardsonがオバマ支持を公表した。彼は支持演説で“Your candidacy is a once-in-a-lifetime opportunity for our country, and you are a once-in-a-lifetime leader.”とオバマに最高の賛辞を送った。
リチャードソン知事は、全クリントン政権国連大使、エネルギー担当大臣を歴任しただけに、またメキシコ系に強いと言われているヒラリーも強く彼の支持を望んでいたそうだが、さてこの動きがレースにどう影響するか、まだ混沌としている。